東洋電機健康保険組合

接骨院等にかかるとき

接骨院(整骨院)を利用する場合、段差の踏み外し、転倒、つまずきなどによる、捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)などにのみ健康保険が使えます。

日常生活の疲れなどからの肩こり、腰痛、その他の筋肉疲労などには健康保険が使えません。 外傷性が明らかな症状に限られます。

通常の生活で、段差の踏み外し、転倒、つまずきなどは、年に何回も起こるものではありません。何ヶ月も連続で通院することは、普通はあり得ないことです。 マッサージ目的で継続的に通院しないようにしてください。

健康保険が利用できる範囲

外傷性が明らかな以下の症状に限られます。

※内科的原因による疾患は含まれません。

※いずれの負傷も慢性的な状態に至っていないものに限られます。

●打撲・ねんざ・挫傷(肉離れ)
●骨折・ひび・脱臼

※医師の同意が必要です。病院などの医療機関で受診するようにしましょう。

こういう場合も健康保険が利用できません
サッカークラブでの試合後、筋肉疲労をとるため、いつも接骨院で施術を受けている。 筋肉疲労などに対する施術に健康保険は使えません。
数年前に転倒して痛めたひざが再び痛み出したので、接骨院で施術を受けた。 過去の病気やケガ、交通事故の後遺症などには、健康保険は使えません。
数年来から関節痛があり、痛み出すたびに接骨院に通院している。 症状の改善が見られない、長期間の施術には、健康保険は使えません。
病院で捻挫の治療中だが、早く治したいので接骨院にも通院している。 医療機関と重複受診している場合は、健康保険は使えません。

施術内容は必ずチェック

「療養費支給申請書」には被保険者の自筆による署名が必要です。これらを求められた際は、負傷原因や負傷部位など記載事項に間違いがないか必ずご確認ください。
(継続的な通院をしている場合の申請書には、架空の負傷原因や負傷していない部位と思われる記載が多く見受けられます。)

詳しくは、マッサージは保険適用?自己負担?をご覧ください。